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自操作狙撃戦法の紹介(通信合戦対戦法について)

本日は私が通信合戦の上位対戦で使っている戦法、自操作狙撃戦法について紹介していきたいと思います。

 

こちらの戦法について紹介していくためには、どうしても他の戦法にも触れることになるため、ここでは副題として「通信合戦対戦法について」をつけさせていただきました。

 

自操作狙撃戦法には興味ないわ。という方でも、通信合戦に使う対戦法に悩んでいる。という方でも、通信合戦やりたいけど、対戦方法とかよくわからんし……という方でも楽しめる内容にする予定ですので、ぜひ読んでいってください。(むしろそっちがメインまである)

 

注意!いつものごとく、私の独断と偏見が入りまくった視点から書いていますので、他の自操作狙撃戦法の使用者の方々とは異なる意見があるかもしれません。他の方の意見が気になる方はチャット等でぜひ聞いてみて下さい。

 

それでは早速始めていきましょう。

 

1.自操作狙撃戦法とは?

それでは最初は自操作狙撃戦法自体の紹介から。

 

まず、通信合戦で相手の軍団に対戦で勝つ、ということは、拠点の攻略や裏戦国の攻略とはまったくの別物だということを念頭に置いておいてください。良く考えられた被対戦陣形を組んでいる当主の軍団は、拠点や裏戦国などよりもはるかに手強いです。

 

そんな強い被対戦陣形の組み方はこちら!(宣伝)↓

被対戦陣形の組み方 - 戦じゃんブログ(頁) 戦国じゃんぶる

 

おっと失礼。脇道に逸れてしまいました。ということで、兵探しの拠点よりはるかに強い通信上位軍に勝つため、戦国じゃんぶる界では昔から様々な戦法が考案されてきました。参考資料として、こちらを載せておきます。

 

通信対戦戦法 - 決定版!戦じゃん攻略書【戦国じゃんぶる】 - アットウィキ

 

こちらのページの「戦法を選ぶ前に」にはすごく良い言葉が載っているので、通信合戦の対戦法で悩んでいる方は、ぜひ読んでみて下さい。当ページ執筆者、つばやんさんからの金言です。

 

さて。昔から使われている通信合戦の対戦方法として「正攻法」が挙げられます。火力でもって相手の陣形を押しつぶすオーソドックスな対戦法ですね。

 

正直、ある程度のクオリティの砲撃と忍者が揃った軍団ならば、そこそこのレベルの軍団相手や、99999に揃えるまでの禄高順消化(いわゆる貯金ですね)を行う際にはこちらで勝てます。私も参戦当初はこれ1本で戦っており、ランクインをした経験すら何度もあるくらいです。

 

※正攻法についてもっと知りたい方はこちら。日雇いさんによる詳しい解説付き。

正攻法 - 決定版!戦じゃん攻略書【戦国じゃんぶる】 - アットウィキ

 

しかし、この戦法は確かに強いのですが、相手が作戦忍者を複数所持している軍団や強い突忍(+結界)なんかを持っている軍団だと途端に勝てなくなる。という致命的な欠点を持っていました。

 

そこで考案されたのが「釣り戦法」です。

 

釣り戦法は、簡単に言うと、相手の陣前の兵を自操作で釣って引きはがし、がら空きになった敵陣に陣攻のための忍者等の兵を流し込む戦法です。

 

※詳しくはこちら。どむさんによる解説付きです(途中ですけど)

餌有り騎馬釣り - 決定版!戦じゃん攻略書【戦国じゃんぶる】 - アットウィキ

 

こちらの釣り戦法。強力であり、先程述べた正攻法の弱点もカバーできています。しかし、自操作の扱いに技術と経験、慣れが必要であり、完全に陣前の兵を釣らないと、陣攻用の忍者を流し込んだところで止められてしまいます。

 

勿論、練習を重ねて上手くなればこの戦法はすごく強いため、多くの通信上位軍の方が採用しています。まあしかしね。採用率が上がるということは被対戦側もそれに対抗した対策を必死に練るというもの。後に開発された鉄見(鉄壁+見切のセット)の普及は多くの釣り採用軍団を苦しめました。

 

また同時期に、この釣り戦法の一部を正攻法に流用することで、兵数を楽に減らせ、陣攻に繋げることができるのではないか。という考え方のものが普及しました。それが燕返しやknss戦法を筆頭とした、「釣り分離併用型」と呼ばれる分類の戦法です。私が今回紹介する自操作狙撃戦法も、この釣り分離併用型の一種類になります。

 

現在は多くの正攻法使いがこの併用型を採用しているため、実質この併用型が分離戦法、騎馬釣りや影走釣りが釣り戦法と呼ばれることが多いですね。

 

しかし、今までの併用型ですと、外側から自操作の影走で兵を釣っていくため、普及した鉄見に苦戦するのはこちらも同様でした。

 

一方、自操作狙撃戦法は狙撃で敵兵を撃ち、釣るため鉄見兵を飛び越えて陣前の兵や釣りたい兵を直接撃つことができるのです。

 

ということで、自操作狙撃戦法は、「相手の陣前の兵士を自操作の狙撃を使って釣ることで陣前をがら空きにし、釣った兵士を優先的に討ち取っていきながら火力で押し込んでいく戦法」という考え方に則った戦法である、と言えるかと思います。

 

コンセプトを理解したところで、次の項目に移っていきましょう。

 

2.陣形例紹介

ではまず、自操作狙撃戦法がどういったものであるかを理解するため、陣形例を画像で紹介します。はい、どん。

 

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自操作狙撃戦法陣形例、一例

 

こんな感じです。あくまでわかりやすく図にした一例ですからね。私が普段この陣形だとか、これが自操作狙撃戦法の理想陣形だとかそういうことではないです。

 

基本はこの形を中心とし、各軍団はこのそれぞれの部隊の兵種の配合割合だとか、置く位置だとか、陣形だとかで工夫し、差をつけていくことになります。

 

ここで、各部隊の解説を行っていきます。

 

(1)自操作

これはわかりやすいですね。相手の陣前の敵を釣る用の狙撃です。

 

(2)餌

敵陣にいる前出し砲撃を釣るための餌です。先行隊が役に立たないときにも代用可。弓など他の兵種を餌にしている方もいます。詳しくは後述。

 

(3)先行隊

垂れ流しにする忍者部隊です。この子たちが相手の守備、迎撃の兵を引きつけます。結界が入っているとなお強し。

 

(4)本隊

陣攻の要。この子たちで敵の兵士を討ち取っていき、先行忍者隊の陣攻を助けます。入れている弓や槍が稀に陣攻することも。武将を数体は入れておくことと、焙烙などである程度の火力を確保しておくのが鍵。

 

(5)守備隊

敵の忍者、突撃騎馬から自陣を守ります。特に上位軍は強力な結界を有している軍や、忍者隊の体力が桁違いに高い軍があったりするので、ある程度の兵数は確保したい。何体か守備設定の兵とか入れておくと良いかも。私は今は守備騎馬を置いてますが、待機騎馬時代ですと、守備槍術とかでも十分仕事してた感はあります。

 

なお、今回は上に先行隊と本体を置いています(上自狙)が、上に突忍を毎月固めているのがわかっている相手と戦うならば、下に先行隊と本体を置くパターンのときもあります(下自狙)。勿論、普段からすべて下自狙で戦っても構いません。うまく使い分けてください。

 

それでは次に具体的な手順を見ていきます。

 

3.手順

①相手の突忍を避けて、餌忍を突撃させ敵の前出し鉄砲を釣る。

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 図の囲った部分がそうです。これをやっておかないと、もし待機砲撃が前出し鉄砲に混じっていた場合、自操作の狙撃が撃たれ、撃退されるまでターゲットにされ続けるという悪夢が待っています。忍者じゃなくても良いので、必ず敵の前出し砲に撃たせるための餌は連れていきましょう。役目を終えた餌は普通に退却させれば大丈夫です。餌が忍者なら最悪放置して敵陣に突っ込ませてもOK。

 

②先行隊を敵陣に突撃させ敵の守迎兵が反応するのを待つ。 

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これは別に自分自身で操作するとかではないです。陣形例のところでも紹介した先行隊が勝手に突撃してくれるので、彼らに図のオレンジ丸で囲ったような守迎設定の兵士たちが反応するのを待つだけ。ここでは、ついでに赤丸で囲った最後列の待機砲も釣れていますね。ラッキーです。

これらの先行隊は垂れ流し型なので、釣りとは違って特に退却する必要はありません。

 

③相手陣前の兵を自操作の狙撃で撃ち、釣る。

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次に相手の敵陣前の兵を釣っていきます。ここで大切なのは撃っていく順番です。相手の自操作狙撃対策のギミックが優秀だった場合や、撃った敵兵が絡んできた場合があり、撃ちたい敵すべてを撃つことができるとは限らないからです。なので、必ず釣っておきたい相手を先に狙いましょう。

 

ではどの順番で撃っていくか。実は、この部分に関しては自操作狙撃戦法の肝にも関わらず、まだ定石が確立されていません。敵の陣形や兵構成によっても違いますし、その人の考え方次第で変わっても来ます。また、自操作狙撃戦法を使う軍の間でも意見が分かれるところでもありますし、結局は経験がモノを言います。

 

しかし、ここでは特別に上で挙げた図を元に、私なりの考え方を記しておこうと思います。一例として参考にしてください。

 

※撃つ優先度

なお、上の図では、必ず撃っておきたい兵を赤丸、できれば撃っておきたい兵を青丸で囲みました。

(1)敵の陣前、1列目の兵

はい。ということで、私の考える最優先は敵の陣前の兵です。当たり前ですよね。自操作狙撃戦法の目的は陣前を空けることなのですから。ここの兵を釣り、敵陣前を空けることで先行隊による陣攻も入りやすくなります。ですので、基本的には真っ先に狙うべきです。

 

しかし 、近年は自操作狙撃対策や釣り対策も兼ねた例外パターンが流行しています。それは何か。最後列の虚報の上の弓、もしくは鉄砲重ねです

 

これらの兵(特に弓の場合)は勿論、最終的には撃たなければいけません。なぜかと言うと、これらの下に重ねられている虚報(特に2段重ねの場合)を撃ち漏らすと後々かなり面倒になるので、こいつらを撃たねばならないからです。しかし、この虚報を撃とうと思うと、上に重ねられている兵から順に撃っていかねばなりません。だから撃つ必要はあるのです。

 

ところが、これらの弓や鉄砲を撃った(もしくは誤射った)ときに面倒なのは、ほぼ待機設定になっているであろうこれらの兵は自操作である狙撃に粘着してきて、かなり動きを制限してくることです。最終的には体力を減らされすぎ、満足に釣れないまま自陣に退却なんてことも…。

 

そうなるとこの戦法は失敗。あとは過ぎる時間に焦れて、確率の低い全員突撃を選択するしかなくなってしまいます。

 

ですので、上に何か重なっている場合は気を付けて、他の遠距離攻撃を持たない兵から先に撃つか、それでも重なっている兵を先に撃つのかの選択を誤らないようにしましょう。…どうやって見分けるか?経験と勘ですかね!

 

(2)武将、虚報(特に先行隊のいる側に配置されているもの)

次に重視すべきは武将や虚報でしょう。これらは最後の本隊突入時に残っているとかなり邪魔になります。特に武将は号令を行うことで、敵の砲撃や弓の弾幕を濃くしてくるから厄介です。

 

(3)先行隊の配置している側の槍、弓

これも撃っておきたい兵ですね。これらの兵をどかしておくと、先行隊が陣攻を入れる確率がかなり跳ね上がります。ここで、先行隊を配置した側の槍や弓と、逆サイドに配置されている武将や虚報のどちらを優先するのかが難しいところなんです。大概その頃には最初に撃った兵に絡まれていて、どちらかしか撃てなかったりするので、よく考えて撃ちましょう。この辺も理想解と順番が出せれば良いのですが、まだ定石として確立されていない部分だと思います。

 

以上です。ミスショットには気をつけましょう。私もいまだに定期的にやりますが(笑)

 

④自陣へ自操作を引いて本隊へ誘導する。

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こんな感じね。

 

⑤SとDを使い分け、本体で兵を討ち取りながら前進する。

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この時、相手の突忍とぶつかってしまったり、自陣に攻めていた相手忍者が虚報で混乱させられて戻ってきたり、などで釣った兵以外の硬い敵忍者と戦わなければならないことがあります。(図のオレンジ丸参照)

 

ここで知っておきたいテクニックとして、他の分離戦法とは異なる自操作狙撃戦法ならではの方法があります。それが「自操作兵も敵を遠隔攻撃できること」。

 

どうしてもSやDの指示に意識が行きがちで忘れそうになる事実ですが、自操作狙撃戦法の自操作兵は当然ながら狙撃なので、敵に遠距離攻撃することが可能なのです。特に、自操作としている狙撃が膂力を有している場合、攻撃が通じると、敵にはさらに+1ダメージが入ります。元の体力が低い忍者にとって体力の1ポイントは生死を分けるほどに重要です。自操作で忘れずにダメージを与え、敵忍者の体力を一早く削り取りましょう。

 

⑥必要に応じてもう一回敵待機兵を釣り、討ち取って突撃。 

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はい。後は全員突撃です。なお、この時に今回は大丈夫ですが、まだ敵の陣前に釣り忘れた虚報や武将が残っていた場合は、突撃前に二度釣りをするようにしてください。その方が後々を考えると早いです。

 

以上で、手順の説明を終わりたいと思います。

 

なお、今回参考資料として用いた図の元となった戦いはこちら。

 

通信合戦2016年の7月戦、ページvsデス スターズから抽出させていただきました。

私のチャンネルで動画公開されていますので、気になる方は見てみて下さい。

https://www.youtube.com/watch?v=Jluj8TldqPc

 

4.注意点

この戦法を使用するうえでの注意点をいくつか。

 

・分離戦法なので、当然スナイプには弱いです。対戦中に他の軍団から挑まれて勝点を奪われても自己責任。使用するタイミングには要注意。

 

・対上位軍専用の戦法です。禄高順消化(貯金)や上位軍以外の軍団との対戦には不向きなので気をつけましょう。自陣陥落などで、普通に負けることもあります。

 

以上、気を付けてください。

 

5.適正兵

ではこの戦法を採用するためにはどんな兵が必要なのかを見ていきます。

 

(1)必須

 いないと話になりません。必ず入れて下さい。

 

・自操作用の狙撃

 当たり前ですが、狙撃が必要です。高体力、高技量が欲しい。膂力とか連発もあると便利。脚は1でも2でもかまいません。

 

・砲撃

こっちも当たり前ですが、分離戦法ですので、火力が必要です。できれば膂力や連発の付いた砲撃を5体用意しましょう。脚は2が使いやすいとは思いますが、何体か1が混じっていても大丈夫は大丈夫だと思います。

 

・先行隊運用に耐えられる忍者

釣り戦法と違い、忍者を回収せずに垂れ流すので、敵の火力ですぐに撃退されないような、ある程度の耐久性能が要求されます。35以上の御三家は欲しいところでしょうか。

 

(2)いると便利な兵

必須ではないので、別にいなくても何とかなります。でもいたら便利。そんな兵。

 

・結界

いると便利です。先行隊の忍者の耐久力と陣攻力が目に見えて上がる(らしい)。

 

・作戦騎馬

こちらも守備隊に入れておくと便利。特に守備騎馬は自陣を安定して守ってくれるので、自陣陥落からの負けがほぼ無くなります。まあ別に待機騎馬や、騎馬なしでも、守備隊の構成をちゃんとしてれば、自陣を陥落させられる戦いなんてそうないので、いなくても正直なんとかなります。というか、私が1回目に対戦全勝取ったときは、確か待機騎馬でした。

 

・業火

こちらもいると便利らしい。ちなみに私は入れていない。本隊の火力を上昇させることができ、敵を葬り去りやすくなります。禄高とか被対戦と相談して考えましょう。正直、優先度は落ちます。

 

以上で兵に関する考察を終了します。

 

6.最後に

これで自操作狙撃戦法の紹介を終わりたいと思います。

 

どうでしょう。使ったことのない方、興味がなかった方にもわかりやすく面白い紹介になっていたでしょうか。

 

もっと詳しく知りたくなった方がいらっしゃったらチャットででも聞いてみて下さい。私じゃなくても誰かが答えてくれるんじゃないでしょうか。

 

それでは今回はここまで。

 

読んでいただき、ありがとうございました。