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自操作狙撃戦法テクニック集~前編~

恐らく最後の攻略記事になりそうな気がします。

 

これまでこの戦法を使って2016年初めから5年間参戦してきた身として、せっかく色々学んだことをこのまま闇に葬り去るのももったいないよね。ということで、本気参戦も終わった今、対戦のテクニックのようなものをまとめておこうと思います。

 

といってもそんなに大層なものでもないので、自狙使う人は自分との考え方の違いや、それわかる~的なところを。使わない人はこんなこと考えてやってたんだ。くらいの感覚で見ていってください。なお、今回は中央自操作狙撃戦法を例に解説していますが、上自狙、下自狙と基本的にテクニックは共通の部分が多いです。

 

ではどうぞ。

 

0.はじめに

自操作狙撃戦法って何ですか。中自狙ってなんですか。って方はまずはこちらの記事をお読みください。最低限の前提知識ですので、さすがに読まないとここから先、何もわかりません。自狙について知っている釣り勢の方などは読まなくても大丈夫です。

 

自操作狙撃戦法の紹介(通信合戦対戦法について) - 戦じゃんブログ(頁) 戦国じゃんぶる

 

中央自操作狙撃戦法について - 戦じゃんブログ(頁) 戦国じゃんぶる

 

ついでに中自狙の解説動画

https://www.youtube.com/watch?v=V7U_8OZbAmA&t=81s

 

1.陣形構築編

まず始めは対戦前の陣形構築についてです。ここで失敗すると対戦の腕をどれだけ磨いても負ける率が上がります。例えるならば、そもそものバッティングフォームがおかしいから打てない。みたいな感覚でしょうか。

 

(1)自陣側+本隊の比率

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図1:対作忍マシマシ軍用中自狙陣形

 

私が長年悩まされてきたのがこれでした。そしてこれは各使用者にとって考え方の違いがあり、かなり差がある部分です。兵構成にもよりますしね。

私はと言うと、突忍4~5+結界や突進騎馬を持っているなど、攻撃力の高い軍用と、こちらの攻撃力が必要な作忍が多い軍用の2つを使い分けていました。

 

上の図1は作忍が多い軍用の中自狙陣形。攻撃力の高い軍用の陣形はこの図の本隊から何体かを自陣防衛隊に回します。

 

自陣防衛隊内訳

・待機虚報×4(とりあえず持ってる虚報全部)

・待機武将×1(私はB連)

・待機槍術×1(2体いる場合は2体入れる方が安定する)

・守備遠射×1(2体いる場合は2体入れる方が安定する)

・守備騎馬×1(待機騎馬の場合は槍術を守備設定にして代用)

 

必要最低限、これだけいれば自陣のポイントが半分以上削られることはほとんどなかったです。(突騎馬の軍、結界+突忍マシマシ軍は除く)

私の意見では焙烙はすべて本隊に突っ込むべきとしているので、槍術と遠射の枚数を減らしていった結果、自然と防衛隊の人数も減っていました。

それでも防衛隊の人数減らして事故る率よりも本隊の焙烙減らして火力不足での時間切れを実感することの方が多かったのでこの形に落ち着きました。

 

突忍+結界、突騎馬など攻撃力高い軍用内訳

・待機虚報×4

・待機武将×2(A連を1体追加)

守備槍術×1→守備設定に変更

・守備遠射×1

・守備騎馬×1

待機焙烙×1

 

本隊から待機武将と待機焙烙を1体ずつ自陣防衛に配置変え。槍術を守備に切り替えて自陣の安定を目指しています。焙烙は騎馬用の火力ソース。

 

最初にも書きましたが、この割合はかなり自軍の兵構成に影響される部分ではあるので、参考程度に見ておいてください。

 

(2)本隊配置

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図2:本隊の兵配置

 

二つ目。本隊の兵配置について。つばやんさんの進撃の燕でも少し触れられていましたが、これもかなり重要な要素です。

基本的には鉄砲が前、焙烙が真ん中、武将が最後尾。です。これは一番の負けパターンである、後ろから虚報に返されてきた敵忍者に本隊の鉄砲が絡むパターンを防ぐため。

私の鉄砲隊には脚1が1体含まれているため、彼は最前列の一番下、できるだけ相手陣への移動距離が一番短くなる位置に配置しています。

一番後ろに焙烙、真ん中の列に武将が1体とそこだけ入れ替わっているのは上側から来た突進忍者に焙烙が反応するのを防ぐため。後ろからの忍者に焙烙が撃つリスクとトレードオフですが、こちらの方が良いと判断しています。実際は知らない。

もう一つ細かい話をすると自操作の鉄砲の作戦設定は突撃や待機ではなく守備にしています。これはスナイプされた際の万一の事故確率を少しでも上げるため。数十戦に1回程度しか意味はないでしょうが、やれることはすべてやっておきましょう。

 

(3)先行隊の配置

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図3:先行隊の配置

 

まったく本編に入れませんが、三つ目。先行隊の配置。

基本的な考え方としては前列の3体で敵忍者とのタイマン、後列の2体は相手陣へぬるっと入っていく用です。(実際にそうなのかは知らない。)

なので前列の3体は全員見切持ちの御三家忍者、後列の2体は見切なしのタイマンに弱い火母忍者です。

前回の「適材適所配置論」でも触れましたが、同じ兵種だからと適当に置くのはやめましょう。小さな積み重ねが大きな違いを生み出します。

ちなみに影走を雇っていた頃は見切のある無しに関わらず必ず前列に置いていました。飛び込みが大きく、後ろに置くと前の忍者にぶつかるので。

結界をどこに置くかは使用者ごとに諸説あると思うのでここでは省略します。

 

2.三分間を通して気を付けるべきポイント

(4)ポイント3個条

先程の先行隊配置で第一章の配置編は終わりなのですが、実際の戦闘中のテクニック編に入る前にもう少しだけ考え方の話をしておきます。

まずは私が三分間を通して気を付けているポイントを3つ。

自操作の体力

残り時間

一秒でも早く本隊を敵本陣に近づける

 

①②は自操作狙撃戦法に限らず、すべての戦法で共通なのではないでしょうか。自狙特有の話をすると、②の残り時間について。私の場合はよほどの特例を除いて、最終、残り40~45秒を切ったら全突して敵陣に突っ込むと決めていました。

これについては賛否両論あると思いますが、一応私なりの経験則です。

③について。結局自狙は分離なので、最後は本隊の火力でごり押しです。最近は特に被対戦陣形が洗練され、先行隊で陣攻が入ることも少なくなりました。

なのでやはり大切になってくるのは本隊の火力をいかに長く敵の守備兵に多く叩きつけるか。でしょう。どれだけ火力のある本隊でも敵陣到達が残り30秒から。とかならお話になりません。単純計算、火力120を60秒よりも火力90を90秒の方が多くダメージを与えられるわけですからね。

この考えの下で道中で様々な工夫を行うことになるわけです。

 

3.~餌入れテクニック編

自操作狙撃戦法の序盤、自操作を狙撃位置までセットするまでの間で大切な操作が餌入れです。人ごとに餌入れの方法/餌にする兵種は大幅に異なりますが、ここでは私が解説できる、中自狙/上自狙での入れ方、そして兵種は忍者に絞って解説していきます。

 

(5)餌忍者の選び方

ほとんどの軍団で忍者は6体雇っていることでしょう。まず最初は、その中の誰を餌にするのかについてです。

 

結論から言いますと、私は全忍者の中で一番陣攻力が低い忍者を餌にしています。

 

細かく言うと

・突進を持たない

・攻略を持たない

 

この辺りが条件になってくるでしょうか。

 

大事なのは上2つで、突進持ちの忍者はシンプルに陣攻を決めやすい。攻略持ちは決まったときの2ptが大きい。自狙では先行隊の陣攻が決まった時点でほぼ勝ちなので、先行隊の陣攻力を一番に重視しています。

 

自狙やり始めの初期は垂れ流しの先行隊には耐久力が必要と考え、耐久力の低い忍者という観点で餌に選んでいたのですが、先行隊には回復チートマン、結界さんがいる上に、後述しますが最近少し餌の使い方を変えたので、餌にもある程度の耐久性能が求められるようになりました。

むしろあまりに餌の体力が低くて撃退されるようならば、餌忍の耐久力を上げた方が良いまである。

 

なので私の考え方としては耐久力よりも陣攻力に重点を置いて先行隊をチョイスしています。一番余ったやつが餌。

 

(6)餌は引くのか引かないのか/使い方

自狙で餌を使う一番の理由は「前出し待機砲対策」、そして「前出し弓対策」です。

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図4:前出し弓の一例(2020年7月戦/英傑ダルターニャ戦)

 

自操作で敵陣の兵を撃つ際に絡んでくることが予想される兵に餌忍を突っ込ませることで反応させます。上の図4は柵裏に配置された弓の一例ですが、柵の前に配置された弓兵なども忍者ならば容易く釣ることができます。

 

ではこのように前出しの敵兵に反応させた後/前出しの敵兵がいなかった場合、この餌忍はどうすれば良いでしょうか。引きますか?それとも突っ込ませますか?

 

私は2019年までは即引くことが多かったですが、2020年以降はそのまま突っ込ませています

 

これが先程の(5)で少し触れた餌の使い方の変化に相当するのですが、理由は2つ。1つは単純に、私の使用する戦術の変化により本隊突入時に敵陣下側の兵も相手にすることが増えたことから、先に下側の待機砲を餌忍に反応させて釣った方が効率が良いこと。

もう1つが、2020年に少し流行していた、最後列の砲撃重ね対策です。

 

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図5:餌忍による下側待機砲の釣り出し(2020年9月戦/強いでー戦)

 

上の図5が餌忍で下側待機砲2枚を釣り出した図。赤色が餌忍、青色の2体が敵待機砲撃。反応して釣り出されていることがわかります。

 

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図6:最後列砲撃重ねの解除(2020年11月戦/インフィニティ-戦)

 

最後に図6が最後列の砲撃重ね解除の一例。下側の餌忍に青丸の待機砲が反応し、埋めが解除されているのがわかります。

 

このように近年では、前出し兵対策の役目を終えた餌をそのまま突っ込ませる方が何かとオイシイようなイメージです。というか被対戦戦術の進歩により餌に求められる役割が倍増してますね。これが環境の変化か……。

 

なお、あまりに欲を出し過ぎると餌忍が撃退されて餌忍が釣った兵がすべて戻ります。気を付けましょう。

 

以上で、準備~餌入れまでのテクニック集を終わります。繰り返しますが、これはあくまでも私の戦法/戦い方用に最適化されたテクニックですのであくまでも参考程度に。

 

それでは今回はこの辺りで。続きがいつになるかは未定ですが、できるだけ早いうちには書こうと思います。それではまた。