自操作狙撃戦法テクニック集~後編~
というわけで。
前回のこちらの記事
自操作狙撃戦法テクニック集~前編~ - 戦じゃんブログ(頁) 戦国じゃんぶる
の続きになります。まだの人は上から読んでください。読まないとサッパリ訳が分かりません。中編なんて予告していなかった。いいね。
前回が準備~餌入れまで。今回が初回釣り~になります。
4.釣り方テクニック編
前回までで餌入れまでできました。いよいよ今回は釣り方のテクニックに移ります。
正直ここが一番難解、というか個人の志向が結構反映される部分なのでできるだけ平易に書く努力はしますが、難しくなったらすいません。
(6)敵陣の捉え方
ではまずは下準備から。敵陣をどう整理して視るのが良いか。という話です。
自狙使いではない方もやっているかもしれませんが、私は敵陣を大きく4分割して見ています。
図7:敵陣の視方参考図
大きく分けて真ん中の横線よりも上を上側、下を下側、1列目とそれ以外。という感じです。なので、
①上側最後列
②下側最後列
③上側2列目以降
③下側2列目以降
と本記事では称します。
(7)狙撃ポジション
ではまずは釣り方の前に大切になる狙撃ポジションの話から。
基本は柵の前に陣取って撃っていくわけですが、ここで選択肢は2つです。一つは真ん中にポジション固定して上下を撃っていくパターン。もう一つは最初から上下に寄せてポジション取りし、自操作の位置を変えながら撃つパターン。
なんのこっちゃってなると思うので図で説明します。
図8:狙撃ポジションの例(2020年11月戦/はるん軍戦)
柵前中央に陣取ってそこから最後列を上下に撃っていくのが②、柵前上側に寄って陣取り、上側を中心に撃ってから下側にシフトして下側を撃ちに行くのが①ですね。
正直、どちらの人もいます。私の個人的な意見を言うならば好きなのは①のパターン。理由はいくつかありますが、
・射程不足によるミスショットを防ぐ
・比較的ギミック(前出し騎馬等)に対応しやすい
・最初に撃つことの多い「重ね用」弓兵が柵にかかって時間を作れる
等があります。最後のは少しややこしいので後で図で説明します。
図9:狙撃ポジション流動型の一例(2020年11月戦/はるん軍戦)
上の図9は①のパターンの一例。一度上側でポジション取りをし、上側最後列を釣った後、下側にシフトしてポジション固定し、下側最後列を撃っていっていることがわかるでしょう。
図9左側で最初に撃った弓兵が右側では柵にかかっています。「柵に当たった兵は真ん中よりも上か下かどちら側に寄った位置で柵に当たったかを判断し、そちらの方向から出ようとする」ため、自操作を柵前上側にセットした状態で敵兵を撃つとターゲットは上寄りに位置で柵に当たり、ほぼ確実に上側から出ようとします。そのため自操作への接近が大回りになり時間が稼げるという訳です。詳しくは図10を参照ください。
図10:最初に撃った敵弓兵の移動ルート(2020年11月戦/はるん軍戦)
武将や他の弓兵と絡み、自操作に向かってくるまで7秒間を要しています。
なお、それぞれの射撃位置ではxボタンを押しつつ自操作を固定することを忘れないように。念のため。
(8)狙撃する順番
正直、難解すぎて「臨機応変!」としか言えないので基本の考え方だけ書いておきます。あとは慣れるしかない。
まずは自狙全般に言える基本的な考え方から見ていきます。相手兵を釣っていく際に全体の考え方としては以下の2点が挙げられます。
1.武将、虚報を優先的に釣る。
理由)本隊を突っ込んだ際、1体でも残っていると、兵の特性としてこいつらは正直かなり邪魔です。
武将・・・その号令力で弾幕を厚くして火力up。作戦結界との相性もばっちり。
虚報・・・陣攻寸前の味方忍者をことごとく帰してきます。A指示が消えてしまうことや、混乱した味方忍者がデッドスペースに押し込まれることもしばしば。
なので優先的に釣って討ち取りましょう。なお、最近は守備設定にしている軍もちらほらいます。要注意。
2.本隊側(先行隊側)の兵(特に最後列)を優先的に釣る。
こちらもわかりやすい。先行隊での陣攻狙いです。
先行隊の陣攻ルートにいる兵を釣り出してルートを空けておくと意外と陣攻してくれます。ノーリスクで勝てるので積極的に狙っていくべき。
上側に先行隊を置いたら 上側最後列の兵を。下側に先行隊を置いたら下側最後列の兵を。という訳ですね。
1.と2.どちらを優先するかは臨機応変。私のイメージでは、上自狙や下自狙なら1.優先、中自狙の場合は(二度釣り前提なので)2.優先が安定する気がしています。この辺りの違いが中自狙転向当初に安定しなかった要因でもありますね。
これで釣り方テクニック編を終わります。次に行きましょう。
5.本隊の扱いテクニック編
ここでは釣った兵を討ち取っていき、本隊を敵本陣に近づけていく際のテクニックを取り上げます。
基本の考え方は前編でも書いた通り、「いかに1秒でも早く本隊を敵陣に近づけるか」です。
(9)集合命令の掛け方
敵兵を釣った自操作は用意しておいた本隊の背後に回り、集合命令を掛けてそれを号令代わりに敵兵を討ち取ります。
図11:集合命令で討ち取る様子(2020年2月戦/ゴミ軍隊戦)
この時、集合命令を出す自操作を中心に団子を作って討ち取ることになるわけですが、先程も取り上げた「いかに1秒でも早く本隊を敵陣に近づけるか」の発想を元に考えると、この団子になる場所は一歩でも敵陣に近い場所が好ましいです。また、特に中自狙の場合は背後からの突忍お持ち帰りに触れやすいのでそれを回避する目的もあります。
そこでの小技が「S(突撃指示)ボタンで本隊を前に進めてからD(集合指示)ボタン」です。
図12:Sボタン併用で集合した場合
こんな感じ。自操作で本隊と敵陣の間に入り込み、Sで本隊を前進させ先頭の鉄砲が自操作を追い越した辺りでDキーで集合を掛けます。
図13:本隊初期位置との比較
本隊の後ろに回って集合命令を掛けるよりも敵陣に近い位置で本隊を敵と戦わせることができていることがわかります。Dボタンだけで集合するよりも、Sボタンを併用することで元々一列目にいた脚の遅い砲撃が一度自操作を追い抜いて行くことがあり、集まった際に比較的自陣よりも遠い側で集合することが多い印象です。
ただし、少し上側寄り、少し下側寄りに集めたい場合はS→Dの代わりに最初からDボタンを使いましょう。砲撃が指示範囲から外れかねません。
(10)Aボタンを上手く使う
先程はDボタンの話。次はAボタンです。
Aボタンは誤解を恐れずに言うと、「今している行動を全部放り出して初期位置に戻ろうとするボタン」です。
この性質を利用して以下の2つのことができます。
1.混乱の解除
釣った虚報による混乱、そして敵結界と絡んだ時の対処に有効です。
図14:Aボタン仕様の混乱解除(2020年12月戦/まじ眠い戦)
図のように一瞬Aボタンを混ぜるだけで瞬時に混乱が解除されているのがわかります。敵兵を討ち漏らしづらくするテクニックの1つですね。
2.陣形の立て直し
本隊に突忍が絡み、本隊が崩壊していた。そんな場面でもAボタンは有効です。特に、守備騎馬を戻しつつ本隊を整えることができるので、突忍の多い軍相手には有効です。
以上で、自操作狙撃テクニック集を終わります。
この後も本隊突入後編を書こうと思っていたのですが、12月戦が終わってしまった今、意味がないので割愛。詳しくは中自狙の説明記事や動画をご覧ください。そちらで書いています。
それでは残すところあとは通信合戦年度表彰2020のみ。本記事最後の企画系記事ですので、そちらもどうかご覧ください。
それではここいらでお別れを。またね~